ポルノ脳とは?ポルノが受験や開業にもたらす影響と回避方法

司法書士

こんにちは。今回は『ポルノ脳』についてです。ポルノ脳とはその名のとおり、ポルノによって焼かれた脳のことです。

・資格試験に挑戦したい、勉強中である
・合格後、独立したい

このような男性には特に重要な内容だと思ったため共有します。本記事を見に来た方は、そのことに気づき解決したいと思っている人も多いのではないでしょうか?

筆者も悪いことに、ポルノを見ることが習慣化されていたため仕事や勉強に悪影響が出ていました。

今回はそんな体験談も交えて回復までの経緯とポルノ脳の影響について紹介していきます。最後に、解決のきっかけとなった本を一冊紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

ポルノ脳とは

ポルノ脳とは、その名のとおりポルノに侵された脳です。依存症と言ってもいいでしょう。

のちに紹介する書籍によると、インターネットが普及して無料ポルノ動画が増えてきた頃に出会った世代、つまり20代から40代に特にポルノ依存症が多いそうです。

このポルノ脳が、多くの男性受験生や独立したばかりの実務家にとって、とても良くない働きをします。とはいえ射精しないと前立腺ガン等の可能性も上がることがわかっていますし、絶対的に自慰=悪ではありません。コントロールできているうちはまだセーフです。

以下、簡単にポルノ脳について紹介していきます。

影響

ポルノ脳は、主にインターネットの無料ポルノによって引き起こされるようです。
自慰をついついやってしまう、次から次に再生される動画を見てしまう、こうなると次のような悪影響が出てきます。

・時間をロスする
・自信を失う、男性的魅力を失う
・正常にドーパミンが分泌されず、目標に向かって進めない

以下、一つずつ紹介していきます。

時間をロスする

ポルノを見ている最中は、勉強も仕事も進みません。単純に時間なくなります。

当然こうした動画を見るのは夜の方が多いため、寝る時間も遅くなり睡眠不足による疲れも発生します。

自信を失う

自慰行為のあとは、いわゆる賢者タイムが訪れて後悔します。

「勉強しなきゃいけないのに、」
「仕事しなきゃいけないのに、、」

これがメンタルヘルスに良くないのですね。当然に時間も使うため、後悔になって自信を失います。睡眠不足で次の日に起きれないとなると、なおさら後悔の念が強くなります。

これが繰り返されると指数関数のように自信が失われていき、最後には男性的魅力も失うことにつながるそうです。筆者にも同様のことが起こっていました。

報酬系が狂う

ポルノによってドーパミンが放出されます。そして、より強い刺激を求めるようになります。

受験生であれば「試験問題に正解した!うれしい!」が正しいドーパミン放出ですよね。実務家であれば「大変な仕事が完了した!依頼者にも喜んでもらえた!」という状況が望ましいです。

しかしこれらは少なからず困難が伴います。

対して、ポルノはかわいい子を検索してクリックするだけの簡単なお仕事です。こうなるとまたポルノを見てしまって時間を失う、勉強や仕事が進まない、自信喪失のループ。

目標を立てても進む力がない。手帳に計画を書いても実行できなくなってしまいます。

体験談 自分では気づきにくい

もう少しだけ暗い話を続けます。
実は筆写もポルノ脳でした。独立後の生活にも影響が出るほどでした。本記事は過去の自分に宛てて書いたものと言っても過言ではありません。

時間の無駄、自信の喪失、彼女との別れ、、、、

筆者は特に他者に依存する性格があり、これまでは依存先を変えることで生きてきた人間だと、自分では思っています。良くないものに依存すると悪に突き進み、逆に良い人に囲まれると素直に伸びる性格であります。

そして依存症ってやつは、暇な時間があるほど現れる。

試験勉強や独立後の仕事においては、自分でコントロールすべき時間がある、つまり怠けるようになってしまっていました。

精神科に通ったこともあり、自分に自信がないこと、目標がないこと、希死念慮。これらは育った環境だとか自分の先天的な性格だと思っていました。確かに先天的な性格もあるかもしれませんが、実際にはポルノ依存から来る自信の喪失、ドーパミンの不摂生が大きく影響していたのです。

ポルノは習慣化されていたため『ポルノ依存症』だと自覚すらしていなかったのですよね。ギャンブル依存症などと違って他人から指摘されることがなく、自分から相談することもないため表面化しにくいのです。

自分の精神面の悪い変化や影響をしっかり分析していれば気づけたかもしれないし、目を背けていたのかもしれません。

さてそんな依存症患者がなぜ司法書士試験に合格し、独立して仕事ができるまで回復したのか、実体験を踏まえて治し方を紹介します。

筆者が実際にポルノ依存から回復した方法

受験生時代、ポルノ依存症を回避した方法

少し前置きが必要になります。
筆者は仕事をしながら勉強を続け、最終的には退職して実家での専業受験生を経て合格しました。

仕事しながらの勉強時は、ポルノを見る時間もそんなにないため依存度は低かったです。土日くらい。

これについて、専業受験生になるとまずポルノ見る時間が増えました。これって一つの落とし穴ですよね。兼業受験生から専業受験生になると、まず長時間の勉強に慣れていなかったり、時間ができることでサボってしまったりというループになる可能性があります。

ニコニコ動画、ながら勉強、プロ野球、ポルノを見てしまう。そして時間を無駄にした後悔。勉強時間を少しずつ増やさないと、専業になっていきなり10時間の勉強ってなかなかできません。

少し話がそれましたが、受験生時代に筆者のポルノ依存を救ったのは恋愛です。

合格を報告したい人ができたため、ポルノを見ることをストップして勉強を頑張れました。つまり私が受験時代にポルノ依存を回避できたのはたまたまです。自分ではそのことに気づいていもませんでした。

好きな人ができていなければ、まだ合格していなかったかもしれません。

独立後、再びポルノ依存。治した方法

筆者がポルノ依存を治した方法は、ポルノ依存であることを強く自覚して行動したことです。
具体的な行動をまとめると、次のとおりです。

・ポルノ依存を認める
・ポルノ系のブックマークや関連アプリ、アカウントの全削除
・筋トレ
・情報を共有・発信

まず、ポルノ依存に気付いてからはその事実を強く意識しました。その後は依存解消にそんなに時間がかからなかったです。

すぐに行った行動はポルノ系のブックマークや想起させるアプリの削除です。無料で手軽にあるのが一番よくないようです。大量にあればあるだけ、削除したときにスッキリします。

その次は筋トレ開始。スノーボードを再開したいので、そのあたりを強く意識しつつ。

さらに本ブログ等で対外的に発信・共有することで、依存に戻らないための意識をさらに強化しました。身近に共有できる相手がいない方は、匿名のSNSでつぶやくのもいいと思います。鍵垢で投稿するなりノートに書くだけでも気持ちの整理にはなります。

ちなみに、独立前は勤務司法書士として仕事を開始したのですが、このときはポルノを見る時間はなく新しい彼女ができたこともあり、ポルノへの依存は自然と薄れていました。このようにポルノを見る環境から遠ざかっていれば、依存症の影響は小さくなります。

しかし独立後に可処分時間が増えたことからポルノ依存が再発(自分では無意識)。再び自信を失くし、目標へ進む力もなくなり自殺願望なども現れ始めました。基本的にデパートの上階にいるときは吹き抜けには近づかないようにしていました。フラッと行ってしまいそうになるので。

根本的なポルノ依存は治っていなかった。

繰り返しになりますがポルノ依存は他人からわからないし、自分から他人に相談するケースも少ないため表面化しにくいのです。独立後に仕事に身が入らない理由はほかにあると思っていました。

でも次の本を読んでポルノ依存が大きいことに気づきました。

男性的魅力がない原因、集中力が続かない原因、目標を立てても長続きしない原因は、全てこれだと。

その他の解決法は『ポルノ脳』をご参考ください

ポルノ依存症について、具体的な解決方法は『ポルノ脳』を読んでみてください。

筆者は本書に出会えて本当によかったです。これを読んでポルノ依存に気づき、悪影響を強く意識することで抜け出すことができました。受験生時代か、もっと前の学生の頃に読みたかったです。また、子供が15歳くらいになったら持たせたい本でもあります。

本書には、私が実際に行った解決法のほかに

・自慰行為を行う回数の目安
・食べ物による効果
・根性論ではない解決方法と手順
・3カ月を目安に、治していく方法
・なぜ自信喪失が起こるのか
・女性の自慰の効果は

などについても詳しく書いてあり、読むことでより強くポルノ依存を意識して回復することが可能になると思います。

特に、他の本では根性論に頼りがちなのに対し、本書では身体的依存と精神的依存にわけて具体的な解決方法が記されています

勉強の効率向上、仕事の生産性向上、男性的自信の回復などのためになる本ですのでぜひ読んでみてください。

無料で『ポルノ脳』を読む方法

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