こんにちは、しろです。
点数計算お助けシリーズ、今回は1翻の計算です。
点数表がわからなくなってもすぐに計算できますし、70符や90符の計算も暗算で充分できますので、ぜひチャレンジしてみてください。
1翻は、符×8せよ
次の図をご覧ください(*’▽’)
これらが、符と翻から点数を計算する公式です!
※まず求めるのは①です!
2^(翻数+2)の『^』は乗という数学記号で、2を(翻数+2)回かけると言う意味です。
1翻の場合は、翻+2=3 で、2を3乗(2×2×2)すると=8
つまり、1翻は 符×8 で、①が出ます!
そして10の位を切り上げるだけで「子のツモ時に子が払う点数」が計算できるんですよね。
実際にやってみましょー!
30符1翻の点数計算
さっそく、結果となる図を先に出しちゃいます!
最後に10の位を切り上げるので、
・子のツモ 300,500
・子のロン 1000
・親のツモ 500オール
・親のロン 1500
以上が結論です!
次に、計算過程を見ていきましょう!
子のツモあがり
繰り返しますが、1翻はまず符×8します!
30符の場合、①は、30×8=240ですね。
次に、②にはこれを2倍したものが入ります! ②=240×2=480
あとはそれぞれ10の位を切り上げると計算終わりっ!! (240→300、480→500)
子の30符1翻のツモあがりは、子から300点 , 親から500点と計算できました(#^^#)
子のロンあがり
次は、子のロンの計算っ!
言葉にすると『ツモの場合の点数を合計して、放銃者(ロンされた人)が一人で払う』がルールです!
そうすると図のとおり、①+①+②=①×4で出ます!
①は240なので、240×4=960
切り上げて1000点! はい終わり!
なお、①×4=②×2と考えても一緒なので、②を計算した流れでさらに2倍してもいいです。
個人的には①×4(①+①+②)で覚えた方が全体をイメージしやすいかなと思います(*’▽’)
親のツモあがり
②は、既に計算したとおり=480でしたよね。
10の位を切り上げて480→500
これを全員からもらうので、親の30符1翻のツモあがりは、500オールです(#^^#)
親のロンあがり
最後に親のロンの計算っ!
ロン時はやっぱり『ツモの場合の点数を合計して、放銃者(ロンされた人)が一人で払う』がルールです。
そうすると図のとおり、親の場合は、②×3で出ます!
注意点は、切り上げ前の数字でまず②×3を計算し、最後に一回だけ切り上げること!
②は480なので、480×3=1440
切り上げて1500です!
40符1翻の計算
図を用意しきらないので、以降は文字だけで失礼します!
①=40×8=320 ,2倍して②は640
切り上げて子のツモは400,700 親のツモは700オール
子のロンは320×4して1280なので1300
親のロンは②×3して1920なので2000
50符1翻の計算
①=50×8=400 ,2倍して②は800
子のツモは400,800 親のツモは800オール
子のロンは400×4して1600
親のロンは②×3して2400
60符1翻の計算
①=60×8=480 ,2倍して②は960
切り上げて子のツモは500,1000 親のツモは1000オール
子のロンは480×4して1920なので2000
親のロンは②×3して2880なので2900
70符1翻の計算
さあみんな大好き70符!暗算に挑戦してみてください(*’▽’)
①=70×8=560 ,2倍して②は1120
切り上げて子のツモは600,1200 親のツモは1200オール
子のロンは560×4して2240なので2300
親のロンは②×3して3360なので3400
80符1翻の計算
①=80×8=640 ,2倍して②は1280
切り上げて子のツモは700,1300 親のツモは1300オール
子のロンは640×4して2560なので2600
親のロンは②×3して3840なので3900
90符1翻の計算
①=90×8=720 ,2倍して②は1440
切り上げて子のツモは800,1500 親のツモは1500オール
子のロンは720×4して2880なので2900
親のロンは②×3して4320なので4400
100符1翻の計算
①=100×8=800 ,2倍して②は1600
子のツモは800,1600 親のツモは1600オール
子のロンは800×4して3200
親のロンは②×3して4800
110符1翻の計算
①=110×8=880 ,2倍して②は1760
切り上げて子のツモは900,1800 親のツモは1800オール
子のロンは880×4して3520なので3600
親のロンは1760×3して5280なので5300
120符1翻の計算
120符になると、三暗刻や三槓子が絡む牌姿しか作れない(はず)ので、120符以上の1翻は存在しない、でオッケーです!
まとめ
まとめと言っても図が一番よくまとまっていて、日本語にすると逆に難しくなりそうです!
点数計算のルールを言葉にすると
・符を、翻数+2回分だけ2倍して10の位を切り上げたのが、子のツモ時に他の子が支払う点数
・1翻は符×8すれば出る↑
・親はその2倍を支払う(ただし、切り上げは計算後)
・親のツモあがり時は「子のツモあがり時に親が払う点数」と同じ点数を子全員から回収
・ロンあがりは、ツモ時の点数を全員分足したものを、放銃者が支払う
うーん、図の方がわかりやすい!
1翻の場合、①に入るのは、符×8です!
ちなみに大事なことを言いますが、①符×8のところを、2翻なら符×16、3翻は符×32、4翻は符×64に変えるだけで他の点数も計算できます。
(この計算結果が2000を超えると満貫切り上げになる)
5翻は原則どおりだと符×128になりますが、必ず満貫に切り上がるので5翻は常に満貫で覚えてオッケー。
2翻以降は多少暗算が難しくなるかもしれませんが、2倍2倍していくだけなので、慣れれば指折り数えるくらいでできるようになりますよー。
原則のルールを覚えておくと、点数表がなくても点数を出せるのが良いですね。