こんにちは、しろです。
今回は、定期的に話題になる『司法書士は誰でも合格できるのか?』というテーマに対して、私見を述べていきたいと思います。
これから司法書士試験を始めたい方か、受験生かによって見方が変わると思います。
それぞれに読みやすいようにまとめましたので、参考にしてみてくださいませ。
誰でも合格できるのか?の真意
『誰でも合格できるか?』と言われると、学歴やIQで100%ラインを引けるものではありませんし、現実として『誰でも合格できるわけではない』でこの話は終わりです。
いやいやそうではなくて、
真意はおそらく『自分は勉強すれば合格できるのか?』または『子共や友人は合格できるのか?』の判断基準を知りたいのではないでしょうか?
言い換えると、
1.司法書士試験を受験したいが踏み出せない。自分も合格できるという根拠がなにか欲しい。
2.子供または友人が司法書士試験を受験したいと言い出したが、難しいだろうから考え直してほしい
こういうことだと思います。
今回の記事はこのような方の参考になるよう以下の3点について書いてみました。
1.自分は合格できるのか?について知る方法
2.子共、友人が合格できるのか?についての考え方
3.こんな筆者でも合格できた話
ぜひ参考にしてみてください。
自分は合格できるのか?について知る方法
『自分は合格できるか?』と考える方は、以下の2パターンがあります。
・これから受験を考える方
・いま受験生の方
以下、順番に対処法を紹介していきます。
これから受験を考えている方の場合
これから受験を考える方が「自分は合格できるか?」を知るには次の方法がオススメです。
・予備校に資料請求する
・書店でテキストや問題集を見てみる
予備校に資料請求する
予備校に資料請求すると、試験までの講義スケジュールとそれにかかる時間がわかります。
それを自分の予定にすり合わせると、復習の時間も考えつつ勉強のスケジュール感がおおよそイメージできるでしょう。
その生活を合格まで継続できそうな感じがあるなら、勉強を続けていけると思います。
もう一つ、予備校資料としてのおすすめは合格体験記です。
合格体験記には、合格者の最終学歴や年齢、受験回数、勉強時間、勉強方法などの情報が載っています。
さまざまな合格者を見て「できるレベルかな」「挑戦しがいがある」と感じたら、充分合格できる範囲の可能性が高いでしょう。
反対に『自分には無理そう、みんな何を言っているか分からない』という感想を持ったなら、なかなか思うようには勉強が進まないかもしれません。
予備校へ資料請求する方法
予備校への資料請求は、次のリンクから無料で可能です。
・LEC東京リーガルマインドの合格体験記請求はコチラ→資料請求
入手したい資格を選択し、次画面で合格体験記へのチェックを忘れないようにしましょう。
その後、氏名・住所、電話番号・メールアドレス等を入力して、申込に進めば完了になります。
書店でテキストや問題集を見てみる
書店に行ってテキストや問題集を見てみるのは試験を知るとても手軽な方法です。
書店ではテキストの種類や数もそうですし、問題と解説を読むとどんな試験かが把握できるでしょう。
『やればできそう』『挑戦したい』という印象を持ったのなら、あとは量をこなせるかだけです。
受験生の方の場合
すでに勉強を開始している受験生が「自分は合格できるのか?」と思ったら、それは勉強が進まずに不安になっている状態でしょう。
最初は自信があっても、勉強中に点数が伸びにくい時期があるのも自然ですし、不安になるのも自然なことです。
そんな方には、以下の2つの記事がオススメです。
読み終わったら勉強に戻って集中してくださいね。
本試験のときに『合格できる』と思えればそれでいい
そもそも自信・不安や行動は、アナログで流動的なものです。
できると思っても途中で不安になることもありますし、最初は無理だと思っても積み重ねるうちに『今年は合格できるかも』と少しずつ変化するの自然な動きでしょう。
『合格が確定しているからやる』『不合格と分かっているからやらない』などと、勉強する前から判断できません(そんなドラえもんの道具のようなものがあれば便利ですけども)。
合格しか目に入らないくらい集中すれば『合格できるかどうか』ではなく『合格しなければならない』に変わりますし。
他人に対して『あの人は合格できないだろう♪』なんてくだらないことを考える必要もありません。
自信・不安の量が直接点数になることはなく、大事なのは普段の勉強の積み重ねです。
一度勉強を始めたらなら『合格できるのか?』ではなく、合格できる根拠を積み上げていきましょう。
子共、友人は合格できるのか?についての考え方
子共や友人が『司法書士試験を受験したい』と言ったとき、親や友人としては応援するか辞めさせたいかの2パターンあるでしょう。
応援するならば良いのですが、問題は本人が受験することに対して心配なときです。
ついつい「誰でも合格できる試験じゃないよ。」「あなたには難しいんじゃない?」などと言いたくなるものでしょう。
それは本人のためを思って、本人の過去を見ての判断だと思います。
実際にそう言いたくなるほど難しい試験でもあります。
しかし筆者もそうですが『初めて本気で何かに挑戦したい』というケースもありますし、本人の過去から試験の合否判断はできません。
無理なら本人が無理と判断しますし、やり切るのも本人です。
外野としては一緒に資料請求してあげるなど、本人の判断を尊重するのが良いでしょう。
いわゆるドリームキラーになって本人との関係が悪くならぬようご注意ください。
こんな筆者でも合格できた話
ではさっそく「こんな人でも合格できた」例として筆者の経歴を紹介します。
以下、筆者のマイナスな方のエピソードです。
・高校受験のとき、内申点は県内で下から2番目の高校レベルと言われた
・大学時代はギターとパチスロにハマり留年した
・大学の卒論ができず、手伝ってくれている先輩の前で座ったまま寝て呆れ果てられる
・卒業後は就職せず、数年後にハローワークにあった資格の本で司法書士に興味を持つ
・法律は全くの初心者で、勉強開始時は憲法と法律の区別もわからなかった
・勉強開始してしばらくは司法書士がどんな仕事かほとんど知らなかった
・市販の入門テキストを1冊覚えれば合格できると思っていた
・お金を借りてパチスロをやったことがある
・1年目の受験のとき、本試験の1カ月前でもパチスロに行っており、その後も3年くらいは週1、2でパチスロに行っていた
・ながら勉強が多かった
こんな筆者でも6回目で合格できました。
フルタイム(正社員)兼業で約4年+パートタイム兼業1年、ラストは3月から専業受験です。
特に悪いところを挙げましたが、もちろんその都度反省して少しずつ修正を行いました。
合格した年は特にしっかり勉強できた手応えがあり、もしも最初からそのペースでできたのなら2、3回目には合格できてもおかしくなかったかなぁという実感はありました。
初心者としては、やはり予備校で本科生(1年~フルコース)を受講したのが大きかったと思います。
『法律の勉強は、初めて英語を勉強するようなもの』などとよく言われますが、予備校では講師の解説があるためスムーズに入っていけたのが良かったですね。
独学ならあと5年くらいかかっただろうと感じます。
そもそも資格を受験する際はまず過去問等を見て試験範囲(ゴール)を把握し逆算して計画を立てるのが必要だと思います。
筆者の場合は本当に素人のためそうした計画もできておらず、何もわからないところからの1歩目でした。
そんなところからでも合格できたことが、他の方の希望になれたら嬉しいです。
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まとめ
今回は、誰でも合格できるのか?というテーマで、受験生やこれから試験を開始する人のために私見をお伝えしてきました。
勉強期間が長くなる試験ですから、自分が合格できる根拠が欲しかったり、不安になったりするものでしょう。
結局のところ、自分は合格できるとかできないとか思うのも決めるのも自分です。
試験を受けるかどうかは自分の人生であり、筆者ができるのはそのための判断材料をシェアする程度に過ぎません。
もしかしたら、この記事を読んだ感想として「この文章の筆者が合格できるのなら自分もできそう」という印象を持っていただた人もいるかもしれません。それも判断材料の1つです。
まずは、予備校の資料を見てみるかテキストや問題集を見てみるなど、行動してみてください。