こんにちは、しろです。
・ネット麻雀が辞められない
・不運が続いてどうしても怒ってしまう
そんな方のために、今回はネット麻雀で怒ってしまう際の対処法を紹介していきます。
麻雀で切れ打ちしてはいけない理由
麻雀では、怒らないようにしたいと思っても、不運が続いたり相手から煽られたりするとどうしても怒ってしまうことがあります。
怒るのは人とし自然であり、生きるためにも必要な感情なためしょうがない部分もあるでしょう。
しかし麻雀においては怒りで満たされてしまうと、正常な判断ができなくなってしまいます。
ミスをする→負ける→よけいに怒る→またミスをする→怒り狂う
このような悪循環を回避して麻雀を楽しくプレイするために、アンガーマネージメントは必要なスキルと言えるでしょう。
怒ってしまった場合の対処法は、予防するか発散するかの2種類の方法があります。
この記事では、まずは怒るメカニズムからお伝えし、1つずつ対処法を紹介していきます。
怒るのは期待が裏切られるから
心理学の分野では、人が怒る理由は次のようなものに分類されます。
1.自分や家族・友人が、身体や命の危険にさらされたとき
2.相手の機嫌がわるいとき。自分の行動で相手を不機嫌にさせてしまったとき。
3.疲れているとき
4.期待が裏切られたとき
5.価値観やプライドを傷つけられたと感じたとき
ネット麻雀においては身体や命が危険にさらされることは無いですし、相手を不機嫌にさせてしまい後悔するようなケースは少ないため、主に3、4、5番が注目すべき原因になるでしょう。
中でも『期待が裏切られる』は怒りやすいポイントです。
例えば相手が煽りスタンプやタメロンをしてきたとき、『そういうマナーの悪いプレイはすべきではない』という相手への期待(べき思考)があり、その期待が裏切られると怒りになります。
また、長くプレイしている人ほどマナーに厳しかったりプライドが高くなったりしがちです。
「こんなに正確に打っているのに自分が負けるのはおかしい、プライドが傷ついた。」
「こんなマナーもできないのか。」
このように考えると怒りやすくなってしまいます。
なおさら麻雀は相手が3人いるゲームであり「こうあるべき」と相手に押し付ける期待も3倍になります。
日本アンガーマネージメント協会理事の戸田久実さんは次のように言っています。
「怒りの本当の原因は、相手でも環境でも状況でもなく、自分の中にあります。なぜなら怒りの感情は、『こうあってほしい』『こうあるはずだ』という、自分の理想や期待、願望が裏切られたときに生まれるものだからです。
つまり怒りの原因は、『自分自身のゆずれない価値観』。誰かにイライラさせられたわけでも、怒らされたわけでもありません。怒りは、自分自身が生み出した感情なのです」引用:日経XWoman なぜ私たちは怒ってしまうのか「怒り」の専門家に聞く
まずは怒りのメカニズムとパターンを知り、自分が怒る原因について一つずつ対処していくと良いでしょう。
以下では麻雀でありがちな怒る原因をピックアップして、それぞれ対処法を解説していきます。
切れ打ちしない対処法
ネット麻雀で切れ打ちしないための対処法は、次のようなものがあります。
・スタンプ機能をオフにする
・結果だけでなく内容に目を向ける
・次の対局に行く前に発散する
・お酒を飲んだら打たない
・他人のミスに寛容になる
・環境を整える
・プライドを捨てる
・仲間と共有する
・ドーパミンについて知る
・不運への考え方を変える
・他の趣味・生活習慣を見つける
・資格の勉強をする
・副業する
・怒るメカニズムを知る
前半は麻雀を続ける前提の話をしていきます。後半は、麻雀を辞めることも視野に入れた対処法になります。
以下、1つずつ詳しく解説していきます。
スタンプ機能をオフにする
インターネット麻雀『雀魂』では、対局中にスタンプを打つことができます。
このスタンプを利用し、ロンの際にスタンプを連打したり、ギリギリまで持ち時間を使ってからロンをするプレイヤーがいます。いわゆるタメロンです。
そうしたプレイに対して怒ってしまうのは、相手に対してこちらの基準でマナーを求めているためです。
真面目に反応してイライラしては相手の思うつぼです。相手の行動を変えることはできませんので、早めにミュート機能をオンにしてスタンプを見ないようにしましょう。
そして、スタンプ煽りに頼るのは力のないプレイヤーがやりがちな行動だと考えておきましょう。
そういう人との対戦になったら、長期的に見れば「弱い人とあたってラッキー」くらいの気持ちでいることが、怒らないコツです。
なおあくまで感覚ですが、中国アカウントの方に関しては多くの日本人と違って、煽り目的やマナーが悪いという感覚なく、溜めスタンプを押している人もいるように感じます。
いずれにせよ相手の行動を変えることはできませんので、やはり先手でミュートがよいでしょう。
結果ではなく内容に目を向ける
麻雀は運の要素が大きく、どんなに上手い人でも常に勝てるわけではありません。
平均的な実力であればトップになるのは4回に1回だけですし、上手い人でも2位以上の確率でようやく60%くらいです。
結果への期待が強すぎると負けたときにがっかり感が大きくなりますので、そんなに勝てるゲームではないと理解しておきましょう。
野球で活躍したイチローは「自分でコントロールできることにだけ集中する」と言っています。
麻雀は、1打1打の判断はコントロールできますが結果はほとんどコントロールできません。
勝ち負けの結果にこだわりすぎず、コントロールできる部分にだけ集中して楽しむことを優先しましょう。
次の対局に行く前に発散する
いくら冷静にと思っていても理不尽な負けが続くとどうしても怒ってしまうことがあります。
怒るのは人間が生きるために必要な感情であり、反射的に出る場合もある自然な感情です。
その場合、次の対局に行く前に発散させる必要があるでしょう。
怒りを発散させる方法は次のようなものがあります。
・深呼吸して休憩時間をおく
・怒りをぶつける「もの」を用意しておく
・好きなものを食べる、飲む
・書き出す
深呼吸して休憩時間をおく
瞬間的な怒りは6秒で収まると言われています。
酸素がからだの隅々にまでいきわたるので血行がよくなり、筋肉の緊張がほぐれて気分が落ち着きます。また、横隔膜が動くことで腹部の内臓が刺激され、活発に働くようになります。
引用:日本医師会 深呼吸をしましょう
深呼吸して時間を置きましょう。
怒りをぶるける「もの」を用意しておく
瞬間的に怒りをぶつけるため、殴る蹴る用の段ボールなどを用意しておくのも一つの手です。
クレヨンしんちゃんに登場するネネちゃんのお母さんは、よくぬいぐるみを殴って発散していますよね。これは発散の方法として理にかなっています。
ただしネット麻雀で負けるたびにぬいぐるみや段ボールを殴っていては、周囲からは相当ヤバイ人に見えますので一人の時に行うのが良いでしょう。
好きなものを食べる・飲む
好きなものを食べたり飲んだりして、次の対局に行く前に時間をおきましょう。
書き出す
何がダメだったのか、どんな不運があったのか、その対局で学んだことなどを紙に書きましょう。
書くことで時間を空けることができるのと、自分を客観的に視ることができるため感情のリセットが可能になります。
お酒を飲んだら打たない
アルコールは家庭内暴力の最大の原因と言われているほど、人を怒りやすくさせるものです。
(厚生労働省:成人の飲酒実体と関連問題)
頭も回らなくなるため、当然ながら負けが増える→怒る→また負けるという悪循環に入りますので『飲んだら打たない』を徹底しましょう。
他人のミスに寛容になる
麻雀では、他人同士の動きによって自分が損をするケースがよくあります。
例えば、1位のプレイヤーが安全牌を見落としてラス目のリーチに放銃、その結果自分がラスに落ちてしまうようなパターンです。
こんな時は「ぬるい打牌するな」「お前のミスで負けた」と言いたくなることもあるでしょう。
こうしたプレイは自分ではコントロールできない範囲の出来事であるため防ぎようがありません。
しかし、少し考え方を変えてみてください。
ミスのない相手とばかり対戦するなら、長い目で見ればこちらの負けが増えます。
ミスしない相手と言うとNAGAのような麻雀AIだったり、仲林圭プロのような相手になりますもんね。
ミスをする相手は許せない、その上で自分が負けると怒ってしまうというのは、わがままです。
ミスをする人を相手にしているからこそ勝てるゲームだ、という視点を持ちましょう。
インターネット麻雀は不特定多数のプレイヤーがマッチするシステムであり、中には小中学生もいます。他のプレイヤーの判断で自分が負けることがあっても、そういうゲームと割り切るようにしましょう。
プライドを捨てる
麻雀で怒りやすい原因として、自分への期待が高すぎるケースがあります。
これはプライドが高く、自分を強いと過信している人にありがちです。
麻雀で自分を強いと思ってしまう人が多い原因は、人間は勝った記憶のみが残りやすいという点が挙げられるでしょう。
麻雀は運の要素が強く、考え方が間違えたままでも勝つことがあるゲームです。
上手くなっていなくても、勝ったときの記憶の方が残りやすいことで、自分を上手いと勘違いしてしまうパターンです。
これは誰でも陥ってしまう現象です。
例えば、スポーツ大会で勝ったときには、これまでの苦しい練習は忘れて勝った瞬間の記憶が残りやすいのが普通でしょう。
麻雀の場合、うまくなっていないのに経験ばかり多くなると、本当の実力と自分で思う実力に差が出てしまい、プライドだけが高くなってしまうことがあります。
こうしたプライド先行を防ぐためには、麻雀の本を読んだり、強い人の牌譜を見たりするなどして自分の考えに間違えがないかを確認するといいでしょう。
オススメは、KindleUnlimitedを利用する方法です。
KindleUnlimitedは月額980円(初月無料)で次のような麻雀関連の本が読み放題です。
Mリーガーの著書や、Twitter上でも評判の良い図書が月額料金で読めるのはとてもいいですね。
これらの本を読んでみて自分が知らないテクニックが1つでもあるならば、まだ勉強が足りない証拠と言えるでしょう。
プライドを捨てて、勉強中である姿勢で臨めばイライラは減るでしょう。
タイトル(順不同) | 著者 | |
---|---|---|
1 | 麻雀1年目の教科書(近代麻雀戦術シリーズ) | 千羽黒乃 |
2 | 麻雀IQ220の読みの教科書(近代麻雀戦術シリーズ) | 勝又健志 |
3 | これだけで勝てる!麻雀の基本形80 | 福地誠 |
4 | ウザク式麻雀学習 牌効率 | G・ウザク |
5 | 誰でもできる!麻雀鳴き読みの定理(近代麻雀戦術シリーズ) | 山本悠矢 |
6 | 麻雀無敗の手筋 (近代麻雀戦術シリーズ) | 多井隆晴 |
7 | 麻雀 定石「何切る」301選 | G・ウザク、 福地 誠 |
8 | 麻雀 だから君は負けるんです (近代麻雀戦術シリーズ) | 堀慎吾 、 木村由佳 |
9 | 堀慎吾×渋川難波 麻雀 天才の思考 魔神の選択 | 堀 慎吾 、 渋川 難波 |
10 | 麻雀のネクストレベルの扉を開く 魔術の麻雀 | 園田賢 |
11 | 攻める ヒサト流麻雀必勝法 (近代麻雀戦術シリーズ) | 佐々木寿人 |
12 | 鬼打ち天鳳位の三人麻雀 勝利へのプロセス (マイナビ麻雀BOOKS) | お知らせ |
13 | 麻雀 弱点克服ドリル | 平澤 元気 |
14 | 麻雀勝ち組の鳴きテクニック | 川村晃裕 、 木村由佳 |
15 | 必勝!麻雀実戦対局問題集 (近代麻雀戦術シリーズ) | 多井隆晴 |
16 | 実戦でよく出る!読むだけで勝てる麻雀講義 (近代麻雀戦術シリーズ) | ゆうせー |
17 | 常識を疑え!小林剛の麻雀新セオリー (近代麻雀戦術シリーズ) | 小林剛 |
18 | 無敵の麻雀 (近代麻雀戦術シリーズ) | 多井隆晴 |
19 | マンガでわかる小林剛の麻雀必勝法 (近代麻雀戦術シリーズ) | 谷和也、 小林剛 |
20 | 麻雀 傑作「何切る」300選 | G・ウザク 、 福地 誠 |
21 | 麻雀IQ220の選択 (近代麻雀戦術シリーズ) | 勝又健志 |
22 | 通せる牌が倍増! 麻雀鳴き読みドリル (マイナビ麻雀BOOKS) | 平澤 元気 |
23 | フルカラー改訂版 1秒で見抜く麻雀心理術 (近代麻雀戦術シリーズ) | 鈴木優 |
24 | 現代麻雀の絶対手順 (マイナビ麻雀BOOKS) | 内川幸太郎 |
25 | 麻雀 鳴きの教科書 (マイナビ麻雀BOOKS) | 平澤 元気 |
26 | 麻雀・トッププロ 近藤誠一の高打点打法 | 土井泰昭 、 近藤誠一 |
27 | ウザク式麻雀学習 はじめの書 | G・ウザク |
28 | Mリーガー二階堂瑠美 守破離の麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS) | 二階堂瑠美 |
29 | よくわかる麻雀の勝ち方 ~牌効率から読みまで極める30の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS) | 平澤 元気 |
30 | 麻雀打ちの心を滾らす 片山まさゆき名言集 (近代麻雀戦術シリーズ) | 片山まさゆき 、 越野智紀 |
31 | 冥府の麻雀 (近代麻雀戦術シリーズ) | 白鳥翔 |
32 | 麻雀で生きていく (近代麻雀戦術シリーズ) | 堀内正人 |
33 | 超攻撃麻雀 ヒサトノート 完全版 (マイナビ麻雀文庫) | 佐々木寿人 |
34 | リーチ超人! 村上淳のメンゼンで勝つ麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS) | 村上 淳 |
35 | ゼウスの選択 デジタル麻雀最終形 (マイナビ麻雀BOOKS) | 鈴木たろう |
36 | 天鳳位直伝!三人麻雀の極意 (マイナビ麻雀BOOKS) | オワタ |
37 | 瑞原明奈のロジカル麻雀入門 (マイナビ麻雀BOOKS) | 瑞原明奈 |
38 | 二階堂亜樹の勝てる麻雀 守りの基本 (日本プロ麻雀連盟BOOKS) | 二階堂 亜樹 |
39 | 麻雀が強くなるための心と技術 (近代麻雀戦術シリーズ) | 魚谷侑未 |
40 | 麻雀テクニック | 福地誠 |
41 | 最強位・天鳳位・雀ゴロ 天才雀士3人に麻雀のことを聞いたらバカ勝ちできた。 (近代麻雀戦術シリーズ) | ASAPIN |
42 | 黒いデジタル麻雀 ~現代流データ戦術を斬る~ (マイナビ麻雀BOOKS) | 石橋 伸洋 |
43 | ネット麻雀完全対応! 強者の最新手筋100 (マイナビ麻雀BOOKS) | 比嘉 秀仁 |
44 | 初代Mリーガー松本のベストバランス麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS) | 松本 吉弘 |
45 | 麻雀 理論と直感力の使い方 (近代麻雀戦術シリーズ) | 近藤誠一 |
46 | 黒沢咲の 鳴かずに勝つ! セレブ麻雀 | 黒沢咲 |
環境を整える
ネット麻雀で怒らないためには、集中できる環境を作っておくことも重要です。
・通信切れにならない環境でプレイする
・スマホアプリが落ちやすい場合、パソコンのブラウザでプレイする
・落ち着いた音楽を流す
・お香をたくなど
電車内など通信が切れやすい場所でのプレイは避けましょう。
筆者も以前はスマホアプリでプレイしており、頻繁にアプリ落ちが発生するため相当イライラしていました。
しかし自業自得です。パソコンでプレイしたら切断されることもなくなり、怒ることが減りました。
電車内など、どうしても麻雀から離れられない場合には牌譜を見たり、やはりYoutubeやKindle等で麻雀の勉強をしたりするなどして本番に備えると良いでしょう。
仲間と共有する
麻雀でイライラすることが起こったら、仲間と共有することで発散するのも一つの方法です。
ただし他人の愚痴に時間を使いたい人はほとんどいません。
ネガティブな不幸自慢が目的になってしまうと友人からも嫌がられますので注意しましょう。
話を共有する際には「ミスなく打てていたか」等をテーマに、前向きな意見交換を目的にするといいでしょう。
どうしても不運や自虐を伝えたい場合には一旦立ち止まり、笑い話にしてから共有すると良いでしょう。
麻雀を辞めて生活を根本的に変える
ここからは、麻雀を少しでも辞めたいと思っている方向けの内容になっています。
どうしても麻雀を続けたい理由がある方は読まないことをお勧めします。
ドーパミンについて知る
楽しくないのについついネット麻雀に手がでてしまうなら依存のサインです。
・仕事や学校がつまらない
・家庭が上手くいっていない
・現実でいいことがない
こんなときにネット麻雀に走ってしまうのはなんとなくラッキーなことを求めて粗悪なドーパミンを摂取している状態です。
人間の脳は、新しい情報を手に入れることで快楽物質であるドーパミンを放出します。
目的がないのにTwitterやSNS、Youtubeを見てしまうのは、無料で簡単にドーパミンを摂取できるためです。
しかも大量にです。
そして麻雀はドーパミン放出ゲームであり、依存しやすいゲームであると知っていますか?
配牌をとる瞬間、ツモをめくる瞬間、相手の手が開かれる瞬間、裏ドラをめくる瞬間、これらは全て新しい情報が手に入りドーパミンが放出される瞬間です。
こうした瞬間が好きな人は、麻雀の戦術が楽しいのではなく、簡単に摂取できるドーパミンが好きなだけの可能性があります。
麻雀は運の要素が強いと言いつつも、打ち方や読みを研究するなどコントロールできる部分に目を向けて上達を目指すのが、少しでも成績を上げるために必要な行動のはずです。
『ドーパミン好き』と『上達のための研究・努力が好き』というのは両立しますが、上達のための行動をとらずにドーパミンだけが目的になっているなら、それはただガチャに一喜一憂しているのと同じです。
もちろん楽しみ方は人それぞれですが、努力もせずにガチャ的な楽しみがメインとなっているのならば、負けたときに怒るのはお門違いでしょう。
不運への考え方を変える
不運が続くとどうしてもイライラしてしまうもの。
しかし運は自分でコントロールできません。期待値はいつ収束するかわかりません。
同じ打ち方をしても、現実には結果が上振れ続ける人と下振れ続ける人は出ます。
そんなときは、神様が『今あなたは麻雀をやるべき人間ではないよ』とアドバイスしていると考えてみませんか?
他のことに足を踏み出せば、そちらで思わぬチャンスが見えてくる可能性があります。
筆者には、初めてパチンコに行ったときに5万負けた友達がいます。その友人が後で言ったのは「俺はラッキーだった」ということでした。
友人が言うには「そのとき勝っていればギャンブルにハマり、今よりも人生の多くをギャンブルに浪費していただろう。だから自分は初めてのときに大負けできてラッキーだった。」と。
運や不運は、麻雀だけで考えるべきではないようです。
不運が続くと感じたら一旦は麻雀を辞め、本来やるべきことに集中するのがいいかもしれません。
他の趣味・生活習慣を見つける
麻雀をやるたび怒ってしまうような場合、一旦距離を置いて、質のいい趣味や生活習慣に時間を使いましょう。
アイデンティティが麻雀だけになってしまうと、負けたときに怒りやすいです。
個人的には早朝の散歩やスポーツ・筋トレがおすすめです。
歯の治療を放置している人は、歯の治療も良いと思います。
もちろん『プロを目指したい』『麻雀が全てだ』という方は麻雀がメインの居場所になるでしょう。
しかしそういう人ならなおさら、努力せずに結果でキレるよりも対局内容を充実させることに集中すべきでしょう。
コントロールできることをやり切っていれば、不運で負けてもイライラは小さくなるはずです。
資格を取得する
資格Timesさん、アガルートさんによると、国家資格で合格するまでの勉強時間は次のとおりです(一部引用)。
資格 | 勉強時間 | 半荘数(1半荘30分として計算) |
---|---|---|
司法試験 | 3000~8000 | 6000~16000 |
司法予備試験 | 3000~10000 | 6000~20000 |
司法書士 | 3000 | 6000 |
税理士 | 3000 | 6000 |
公認会計士 | 4000 | 8000 |
弁理士 | 3000 | 6000 |
土地家屋調査士 | 1000~1500 | 2000~3000 |
中小企業診断士 | 1000 | 2000 |
社会保険労務士 | 800~1000 | 1600~2000 |
行政書士 | 500~1000 | 1000~2000 |
マンション管理士 | 500 | 1000 |
宅地建物取引士(宅建) | 300 | 600 |
インテリアコーディネーター | 300 | 600 |
FP1級 | 300~500 | 600~1000 |
FP2級 | 150~300 | 300~600 |
FP3級 | 30~120 | 60~240 |
ITパスポート | 100 | 200 |
※1半荘の平均時間は30分として計算しています。
1000半荘の時間を勉強にかけていれば、宅建や行政書士等の難関試験は充分に合格できる可能性があり、こうした資格は人生を変えるには充分です。
突然ですが、筆者もむかしネット麻雀にハマっていたときに『それ何のためになるの?』と当時の彼女から振られました。
その後はしばらく麻雀を断ち、遠回りしつつ司法書士を取得するに至ります。
司法書士は裁判所に持ち物検査なしで入れるのがいいところですね。そのほか個人的なオススメは行政書士、土地家屋調査士や宅建です。
土地家屋調査士は作成した地図に作成者の名前を残せる仕事であり、やりがいがありますし、人口減少により今後は空き家の解体等の仕事も増えるでしょうから、仕事はあると予想しています。
宅建は不動産の営業所ごとに置かなければならない資格であり、不動産の営業所はコンビニより多いため、こちらも仕事には困らないでしょう。
なお目安時間に直すと、司法書士は6000半荘、土地家屋調査士は2000~3000半荘、宅建は600半荘くらいです。
このような長期的な目的の達成は良質なドーパミンになるため、麻雀で怒り続ける人生よりも充実感を得られるでしょう。
副業する
麻雀で怒らないために、麻雀の時間を副業に充てる方法もあります。
もちろん、仕事とは別で趣味で麻雀をやる人が多いでしょうから、その趣味を辞めてまた仕事というと抵抗がある人も多いでしょう。
しかし、ネット麻雀に依存してストレスを溜めているのであれば副業の方が有益かもしれません。
1000半荘が500時間なら、時給1000円の仕事でも50万円になります。
2000半荘なら100万円です。
クラウドワークスやランサーズ等では、過去にMリーグ関連の動画編集や脚本制作のお仕事募集等もありましたので、麻雀に関わりつつの仕事もできるかもしれません。
(仕事の募集はその都度タイミングによります。)
なお、筆者も本記事の作成時点から過去4カ月間で、記事を書くお仕事などで40万円(額面50万円)ほど稼ぎました。
まずは登録してどんな仕事があるか覗いてみるといいでしょう。
怒るメカニズムを知る
本記事の最初にお伝えしたとおり、人が怒る仕組みを知っておくことで冷静になれる場合があります。
人が怒りやすくなるのは次のようなときです。
1.自分や家族・友人が、身体や命の危険にさらされたとき
2.相手の機嫌がわるいとき。自分の行動で相手を不機嫌にさせてしまったとき
3.疲れているとき
4.期待が裏切られたとき
5.価値観やプライドを傷つけられたと感じたとき
アンガーマネージメントを学んで麻雀に活かしたいと思ったら、1カ月無料で利用できるKindleUnlimitedがオススメです。
KindleUnlimitedでは、アンガーマネージメント関連の本も月額980円(初月無料)で読むことができるほか麻雀関連の漫画や戦術書も充実しています。
切れ打ちは成績を下げますので、いったん麻雀から離れてメンタルの勉強をしてからまた麻雀に戻るのも良いでしょう。
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まとめ
今回は、ネット麻雀で怒ってしまう原因とその対処法を紹介しました。
疲れているときはどうせ脳も働かないため良い結果に結びつきません。
休息を優先しましょう。
麻雀はツモガチャとしてドーパミンを得る楽しみもありますが、より良い選択を追い求めて研究する楽しさもあります。
どうしても怒ってしまう、依存してしまうという場合は、先にアンガーマネージメントを身につけたり仕事や資格の取得を優先したりして、心にゆとりができてから再度プレイすると良いでしょう。
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